調査リポート
» 2018年11月27日 12時22分 公開

残業しない20代が増えている:「残業が多い業界」ランキング マスコミ・広告・建築を抜いて1位だったのは……?

転職・就職のためのリサーチサイト「Vorkers」が、業界別の月間平均残業時間を発表。3位は「広告代理店・PRなど」、2位は「建設・土木・設備工事」だった。1位は……?

[ITmedia]

 残業が多い業界は? 転職・就職のためのリサーチサイト「Vorkers」の調査によると、1位は「コンサルティング・シンクタンク」で、月間平均残業時間は45.5時間(前年比6.8時間減)だった。ただ2013年のピーク時(82.6時間)から5年間で37.1時間減っていた。

 2位は「建設・土木・設備工事」の42.1時間(前年比6.6時間減)。同業界も過去5年間で月間残業時間が40.1時間減っており、労働環境の改善が進んでいることが分かった。

 3位は「広告代理店・PRなど」の41.8時間(前年比4.3時間減)、4位は「放送・出版・新聞など」の39.1時間(前年比4.9時間減)、5位は「フードサービス・飲食」の38.6時間(前年比3.5時間減)、6位は「監査法人・税理士法人・法律事務所」の37.3時間(前年比3.9時間減)と続いた。

photo 業界別の残業時間(=Vorkers調べ)

 一方、残業が最も少ない業界は「ファッション・アパレル・繊維」の16.5時間(前年比3.4時間減)。次いで「日用品・化粧品」の21.3時間(前年比3.3時間減)、「小売り(百貨店など)」の22.2時間(前年比3.9時間減)という結果だった。

 調査では、全ての業界で残業時間が前年から減っていることも判明。業界によって差はあるものの、健全な労働環境づくりが浸透していることがうかがえた。

年代別の残業時間は20代が30代下回る

 また、月間平均残業時間を年代別に集計した結果、20代が28.1時間(前年比3.0時間減)、30代が29.1時間(前年比3.3時間減)、40〜50代が25.1時間(前年比2.7時間減)となり、20代よりも30代のほうが残業していることも分かった。

 Vorkersは「上司・先輩の約6割が、成長につながる仕事でも残業しないことを優先し、20代の業務を減らしている」「若手社員にも昇進に興味のない人が増えており、冷静な若者の就業意識が反映されているといえそうだ」とコメントしている。

photo 年代別の残業時間(=Vorkers調べ)

 調査は、12年1月〜18年11月に「Vorkers」に投稿された、残業時間に関する口コミ16万8873件を集計してまとめた。

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