57%の独身女性がクリスマス前に「焦り・ストレス」実感 「無理して出会いの場に行く」などの声「幸せそうな投稿がうっとうしい」

» 2018年12月13日 13時40分 公開
[ITmedia]

 クリスマスが近づくと「焦りやストレス」を感じる20〜30代の独身女性は57.1%――。電子書籍や恋愛ゲームの配信を手掛けるエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ(大阪市)の調査でこんな結果が出た。84.1%が「クリスマスは恋人や好きな人と過ごすもの」という価値観を持っており、それができない年は劣等感を感じがちになるという。

 クリスマスが近づき、周囲が恋愛ムードになった時に抱く感情は「幸せそうな人がうらやましくなる」(49.7%)が最多。「にぎやかな所に行きたくなくなる」(43.6%)、「1人でデートスポットを歩くのが恥ずかしい」(39.6%)、「楽しそうな人に劣等感を感じる」(35.9%)と続いた。

 「幸せそうな写真がSNSにアップされるとうっとうしい」(34.2%)、「周りから置いていかれていると感じて不安になる」(33.9%)、「彼氏を作らねばならないと感じる」(26.6%)といった声も出た。

photo 独身女性がクリスマス前に感じること(=コミックシーモア調べ)

 こうした感情に駆られた結果、「無理して出会いの場に行く」「仕事中にふと恋愛のことを考えてしまう」「彼氏などのいる友人にあまり連絡しなくなる」「彼氏を作ろうといつも以上に努力してしまう」――などの行動に出るという人も存在した。

 ただ、意中の相手にアプローチする際に「尻込みしてしまう」という女性は74.5%。「自分に自信がない」(76.9%)、「好きな人に嫌われるのが怖い」(62.0%)、「好きな人が振り向くような言葉が分からない」(31.1%)といった心境が挙がった。

photo 独身女性が好きな人へのアプローチをためらう理由(=コミックシーモア調べ)

 一方、20〜30代の男性にも意見を聞いた結果、「素直に気持ちを伝えてくれる女性は魅力的だ」と答えた人は91.9%に上った。

 これまで意識していなかった女性からアプローチされた結果、交際を始めた経験がある男性は51.0%存在したため、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレは「(女性は)アクションを待つのでなく、積極的にアプローチを仕掛けることで、恋愛に発展するかもしれない」とコメントしている。

 女性が対象の調査は2018年11月17〜18日に実施。大都市圏(東京都、大阪府、愛知県、福岡県)に住む20〜39歳の独身女性1032人に意見を聞いた。男性が対象の調査は18年11月23〜25日に実施。大都市圏に住む20〜39歳310人に意見を聞いた。

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