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» 2018年12月21日 17時20分 公開

下げ幅は一時380円を超え:日経平均は大幅続落、2万円に接近 連日で年初来安値

東京株式市場で日経平均は大幅続落し2万円に接近した。前日の米国株の下落や円高進行が重しとなったほか、マティス米国防長官の退任表明でリスク回避姿勢が強まった。

[ロイター]
photo 12月21日、東京株式市場で日経平均は大幅続落し2万円に接近した。写真は都内の株価ボード前で2011年12月に撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落し2万円に接近した。前日の米国株の下落や円高進行が重しとなったほか、マティス米国防長官の退任表明でリスク回避姿勢が強まった。下げ幅は一時380円を超え、連日で年初来安値を更新。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑などが下値を支え、後場は安値圏でもみあいを続けた。

騰落率は日経平均が前日比1.11%安、TOPIXが同1.91%安となった。TOPIXは1500ポイントを下回り、2017年4月以来、1年8カ月ぶりの安値水準で取引を終了した。東証33業種全てが下落。ノンバンク、不動産、海運が下落率上位に入った。

日経平均は節目の2万円まであと6円67銭の水準まで下落したが、大台割れを回避すると下げ渋った。ファナック<6954.T>や東京エレクトロン<8035.T>、TDK<6762.T>などFA(工場の自動化)、半導体・電子部品株の一角が逆行高となった。

もっとも国内は3連休前となり、米国はクリスマスのため25日が休場。後場はポジション調整が主体の動きとなり、引けにかけては2万0100円台で膠着する展開となった。「年内は買い材料がほぼ見当たらない。需給要因で下落したが、日経平均のPBR(株価純資産倍率)1倍の水準とみられる1万9500円近辺は、強いサポートラインとなりそう」(三木証券・投資情報部課長の北澤淳氏)との声が出ていた。

個別銘柄ではほかに、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が大幅安。同社は20日、ドンキホーテホールディングス<7532.T>に対するTOB(株式公開買い付け)が不調となったため、ドンキHDのグループ化を見送ると発表した。業績拡大への期待が剥落し、売りに押された。

半面、 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が大幅反発。日本経済新聞電子版は20日、同社が2019年4月にも、主力のコカ・コーラを含む清涼飲料を値上げすると報じた。飲料各社が追随して値上げするとの思惑から、伊藤園<2593.T>、サントリー食品インターナショナル<2587.T>にも買いが入った。

東証1部の騰落数は、値上がり225銘柄に対し、値下がりが1886銘柄、変わらずが19銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20166.19 -226.39

寄り付き    20310.50

安値/高値   20006.67─20334.73

TOPIX<.TOPX>

終値       1488.19 -28.97

寄り付き     1509.15

安値/高値    1479.23─1509.83

東証出来高(万株) 206731

東証売買代金(億円) 35573.84

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