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» 2018年12月27日 08時50分 公開

なぜ今年の中国人は「日本のウイスキー」に飛びついたのか?SNSで売れ筋分析(2/2 ページ)

[服部良祐ITmedia]
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爆買いで人気だった家電は低調

 世界的に評価が高まっている日本産ウイスキーだが、国内では古くからブランドの確立しているアイリッシュ・ウイスキーなどの人気が依然として高い。ただ、「中国では最近ウイスキーがよく飲まれるようになったので、アイルランドのウイスキーも日本の物も同格として評価されている」(同社の担当者)という。

photo 中国人向けSNSで「買った」とつぶやかれた日本の飲食品ランキング(トレンドExpress調べ)

 以前に同社がウェイボーで調査した「日本で行った場所」の口コミランキングでも、上位に「サントリー山崎蒸溜所」(大阪府島本町)が浮上している。「ECサイトでだけでなく、訪日した時に実際に買っている中国人も少なくないのでは」(担当者)。

 ちなみに、往年の爆買いでは中国人客が日本の量販店で大挙して購入していたのがよく報じられた家電。今回の調査では、日本の家電を買ったという口コミは全体の約3%にとどまり、各商品カテゴリーの中で最低数となった。増加率も停滞気味で勢いがない。特に中国人訪日客がよく手に取っていた炊飯器は、家電カテゴリーのトップ10にも入っていない。

 同社の担当者は「中国や韓国製の家電の人気が高まっている」と分析、必ずしも日本ブランドが通用しないジャンルになってきたとみる。インバウンド需要や越境ECでまだまだ存在感のある中国市場だが、19年はどんな日本商品が脚光を浴びるか。

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