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» 2019年04月20日 07時52分 公開

杉山淳一の週刊鉄道経済:「令和駅」は誕生するのか? 「高輪ゲートウェイ駅」を改名したい (1/5)

GWの大型連休に関連して、旅行業界が盛り上がっている。そんな中で筆者が注目しているのは、新元号の始まりを特別列車の車内で祝うツアーである。中でも近畿日本鉄道の「元号をつなぐ貸し切り列車の旅」は豪華で……。

[杉山淳一,ITmedia]

 今上天皇のご退位、新天皇のご即位、それに伴う超大型連休に関連して旅行業界が盛り上がっている。鉄道業界も同様で、記念きっぷや記念列車などの企画も次々に誕生している。ご退位、ご即位、改元は日本にとって大きなイベントだ。しかし特定の場所が絡むわけではない。扱いに困るイベントだけれども、それだけにアイデアが試されるといえる。

令和2年開業予定で建設中の高輪ゲートウェイ駅(2018年撮影)。いまとなっては白い幕屋根の形が令和の「令」を想起させる

 新元号の始まりを特別列車の車内で祝うツアーが3つある。近畿日本鉄道、東武鉄道、京成電鉄だ。

 近畿日本鉄道の「元号をつなぐ貸し切り列車の旅」は豪華で、4月30日から5月1日の0泊2日。日本一の高層ビル、あべのハルカスの最も高い位置にあるヘリポートで平成最後の夕日を観賞し、大阪上本町駅を22時ころに発車する臨時列車に乗る。天皇家ゆかりの伊勢神宮最寄り駅、宇治山田駅で新元号を迎えて鳥羽駅へ。

 募集人員140人に対し、定員756人の団体専用列車が用意されているので、かなりゆったりとした夜行列車の旅になる。約4時間の待機後、鳥羽マリンターミナルから遊覧船で令和の初日の出を観賞して解散する。平成の日没と令和の日の出を絡めたところがロマンチックだ。

高輪ゲートウェイ駅の内観イメージ(車両基地を見渡すことができるイベントスペース、出典:JR東日本)
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