もちろん、新しい商品から取っていく行為が悪いというわけではない。例えば、朝に購入したおにぎりを夜に食べたいと考えているお客が、食中毒のリスクを避けるため、消費期限を確認するのは仕方のないことだ。
ただ、いつものクセでなんとなく棚の奥に手を突っ込んでしまうようなお客は、今回のキャンペーンを目にして食品ロスに対する意識が高まるかもしれない。キャンペーン期間中、おにぎりや弁当を並べる棚にはこのプログラムを告知するポップが展開される。そのポップを目にすることで、「子どもの支援のためならば……」と購買行動が変わるかもしれない。
ローソンの実験は、食品ロスを減らすことにどれだけ寄与できるだろうか。
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