アステリア(東京都品川区)は、6月22日に開催する自社の株主総会において、議決権投票にブロックチェーン技術を使った投票システムを利用する。同社によると、上場企業の議決権投票にブロックチェーンを使うのは世界初。
投票システムはアステリアが開発した。議決権を持つ株主9307人に、議決権としてデジタルトークンを発行し、投票結果をブロックチェーン上に記録する。ブロックチェーンにはEthereumを採用した。
ブロックチェーンを使うメリットとして、24時間いつでも投票できること、票数をリアルタイムに集計できること、特別なアプリが必要なく、PCやスマートフォンからも投票できること、また票数の改ざんが内部の関係者でも不可能なことを挙げている。
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