海外事業の売り上げはどうなっているのか。19年2月期、海外にあるココイチ店舗の売上高は111億円で、営業利益は3億円だった。9年前は売上高が18億円で営業利益が2000万円程度だったことを考えれば、“大躍進”しているといえる。
国内の外食市場が長期的に縮小することが避けられない中、壱番屋は海外事業で成長しようとしている。同社は今後も進出する国や地域を増やしていく予定だが、「(無理やり達成しなければいけないほどの)数値目標は掲げていません。ちゃんと利益の出るお店をしっかりつくることを優先しています」と担当者は説明する。
日本で発展したココイチのカレーは今のところ順調に海外で受け入れられているようだ。カレーの“本場”であるインドではどの程度支持されるだろうか。
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