モスバーガーを運営するモスフードサービスは、7月19日に最高級のハンバーガーを提供する「MOS PREMIUM(モスプレミアム)」(横浜市)をオープンする。同社が運営する紅茶専門店「マザーリーフティースタイル」も“同居”する「フードホールスタイル」と呼ばれる店舗だ。
モスプレミアムは、「世界一のハンバーガーを開発する」という目標を掲げている。最も安いハンバーガーは1000円(税込、以下同)となっており、1300円や1500円の高価格帯商品もそろえた。
なぜ、同社はこのような店舗をオープンさせたのか。
モスプレミアムは、2015年にオープンしたモスバーガーの上位店舗「MOS CLASSIC(モスクラシック)」(東京都渋谷区)をさらにアップグレードさせた店舗という位置付けだ。昼には肉汁がたっぷりで食べ応えがあるグルメバーガーを提供し、夜はクラフトビールなどのお酒に合うソーセージや前菜の盛り合わせも提供する。なお、モスプレミアムの商品ラインアップは、モスクラシックと一部重複している。
モスプレミアムの限定商品には、「モスプレミアムバーガー」や「3種のとろけるチーズバーガー」(ともに1300円)などがある。モスプレミアムバーガーは、味の奥深さを追求するために、モスバーガーのミートソースをオリジナルにアレンジしている。また、甘さを引き出したオニオンソテー、厚切りトマト、ベーコン、チェダーチーズなど、多くの具材を挟んだボリューム感たっぷりの商品になっている。使用しているパティやバンズは、通常のモスバーガーのものとは異なる。
原料調達には、モスバーガーのノウハウを生かしている。例えば、「丸ごとトマトのカプレーゼ」には、モスバーガーと同じ生野菜が使われている。
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