ローソンは、2019年度版おでんの販売を8月6日から開始した。
今年は、購入者層の約6割が女性というデータに注目。広報担当者によると、女性人気を裏打ちしているのが「ヘルシーさ」と、夕食時の「おかず」としてのニーズという。
さらに、「具だくさんのおでんを食べたい」という女性客の声に応え、商品全体重量に対して具材の比率が約50パーセントの「ひじきと5種類野菜のさつま揚げ」(税込100円、以下同)や4種類の野菜を使用したつくねをレンコンで挟んで焼いた「レンコン挟み焼」(120円)など、野菜を多く使いつつ具だくさんなラインアップとなっている。
また、おでんの定番商品を一部見直し、「つゆしみ感」を向上させた。「がんも」は製造工程を見直し、内部の気泡を多くすることでつゆがより染み込みやすい「つゆしみがんも」(110円)へリニューアル。「こんにゃく」(80円)は、表面へ入れる切り込みの幅と深さを変更し、舌触りを良くするとともに、つゆが絡みやすいようにした。
おでんつゆについては、全国9種類に細分化。各地の食材や嗜好に合わせ、地域ごとの味を楽しめるようにした。担当者によると、つゆの細分化は30年ほど前から年ごとに実施。全国で味を統一した年もあったが、15年に再度6種類へ細分化。お客からの高評価を受け、16年以降は9種類に細分化している。
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