令和元年となる2019年5月の婚姻件数は、前年に比べ倍増となった。厚生労働省の資料によると、実数は9万3128件で、前年同月比で+96.3%。1月から4月の累計婚姻件数は−14.4%となっており、令和を前に結婚を控えた様子だ。
一方で、平成最後の月となる4月の離婚件数は2万1061件で、前年同月比19.7%増。5月の令和に入ると前年同月比で−6.9%と減少した。
4月と5月の人口動態(厚生労働省データを元にした三井住友DSアセットマネジメントのレポートより)
改元関係の経済状況をまとめた三井住友DSアセットマネジメントのレポートによると、「平成のうちに離婚を済ませ、すっきりして新しい令和の時代を迎えようとした人が多かったようだ。このように改元は人々の生活面に大きな影響を及ぼす出来事だということが再確認された」としている。
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