東京ガスは11月19日、スマートフォン向けゲームを中核とした新たな取り組み「ふろ恋プロジェクト」を発表した。
同プロジェクトは、男性執事が入浴で得られる効果や入浴方法をレクチャーしてくれるスマートフォン向けゲーム「ふろ恋 私だけの入浴執事」を中心に据えたもの。ゲームでは、有名声優を起用したり、キャラクターの造形にも有名イラストレーターを起用したりする予定だという。ユーザーと執事との“疑似恋愛”を楽しめる内容ということで、いわゆる“乙女ゲーム”に分類されるものだといえそうだ。
サービスの本格始動は「いい風呂の日」である11月26日の11時26分を予定している。公式TwitterアカウントやWebサイト上で情報を発信していく予定。ゲームのサービス稼働については、2020年春を見込んでいる。現時点では、課金要素はなく完全無料で展開する予定だという。
広報担当者によると、同社が恋愛ゲームを手掛けるのは初めて。乙女ゲーム風にした理由としては、これまでなかなか女性に対して認知度や接点を拡大できていないことを課題として感じており、マーケット調査などを通してターゲットを絞り込んだ結果だという。ゲームだけでなく、グッズ展開なども検討している。
東京ガスは2018〜20年の経営計画「GPS2020」で、「多様なプレーヤーとの積極的なアライアンス」を掲げている。今回のプロジェクトはその一環として、ゲームを使ったマーケティング支援を行うクロシードデジタル(東京都品川区)と共同で行う。エネルギー企業としては斬新な取り組みだが、世間にはどのように受け入れられるだろうか。
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