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» 2019年12月05日 17時26分 公開

発想の勝利:「押し入れ開けたらドラえもんがいる!」夢をかなえるグッズに注文殺到 その正体は?

通販大手のフェリシモが開発した「押し入れを開けたらドラえもんがいる」光景を再現できるグッズに注文が殺到している。そのグッズとは?

[ITmedia]

 「押し入れを開けたらドラえもんがいる!」――そんな光景を再現できるグッズを、通販大手のフェリシモ(神戸市)が販売し、話題を集めている。そのグッズとは、使っていない布団をしまうための収納袋。布団を中に入れていくと、大きなドラえもんのぬいぐるみになる。10月に販売を始めると、すぐに注文が殺到した。

 フェリシモといえば衣類や生活用品に強みを持つ通販会社だが、なぜこうしたユニークなドラえもんグッズを作ろうと考えたのか。

photo フェリシモの商品ページより。当初は11月中旬お届け予定の商品だったが、現在は追加生産で発送待ちの状態に
photo 布団を入れると立体的なドラえもんに(プレスリリースより)

 同社によれば、以前からフェリシモではキャラクターコラボに力を入れていたが、日本生まれの漫画キャラクターとのコラボは、今回のドラえもんが初めてという。

 開発のきっかけは、ドラえもんの原作ファンである企画担当者が「漫画ならではの面白さを表現できるような商品を作りたい」と考えたこと。現在フェリシモでは、「大人にこそドラえもんを」をキャッチコピーに、漫画に登場するのび太やドラえもんの寝姿などをプリントした枕カバーや、ひみつ道具の「アンキパン」を再現したポーチなど、「漫画で見たあのシーン」とフェリシモが得意とする生活用品などを組み合わせた、さまざまな商品を展開している。

photo 漫画の「おやすみシーン」をプリントした枕カバー(プレスリリースより)
photo ひみつ道具を再現したポーチ(同上)

 中でも布団収納袋は「押し入れで寝ているドラえもん」という、多くの人が知っているシーンを再現したもの。企画担当者の「自宅の押し入れでドラえもんが待っていてくれたら……」という願望をもとに、実際に押し入れにしまうことができる布団収納ケースで、ドラえもんを作ることにしたという。

 販売時には、先輩社員の助言を受けて、実際に押し入れに寝かせた状態を撮影した画像で商品を紹介。その姿を見た人が「考えた人、天才すぎる」「子供の頃の夢がかないそう」などとSNSに投稿し、一気に注目を集めた。現在も注文はできるが、発送は12月中旬〜20年1月下旬になるという。

 人気の理由について、企画担当者は「ドラえもんが好きな人にとって、押し入れでドラえもんが寝ているというのは夢のような光景だからだと思う」と話す。「ドラえもんには、道具なんて出さなくていいから、ただ、そばにいてほしいじゃないですか」(企画担当者)

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