建設機械レンタルなどで知られるアクティオは11月27日、道路だけでなく線路の上も走れる「小型軌陸自動車」を開発したと発表した。軽トラックをベースにしており、軌道上でも安定して走行し、狭いスペースでも効率よく作業できるという。土砂災害や河川の氾濫が起きた際、鉄道復旧作業などに役立てる考え。
アクティオが開発した小型軌陸自動車
アクティオによれば、鉄道業界では近年、電車の車両や線路、架線などをすぐに復旧できる鉄道用機械の開発が求められていたという。今回発表した小型軌陸自動車は、JR東日本水戸支社からの要望を受け、同社と共同開発した。
車両のベースは軽トラックで、線路上ではタイヤの動力で鉄輪を駆動して走行する。小型で軽量のため、狭い踏切などでも車両を線路に乗せることができる。乗車定員は2人で、軌道点検などにも利用可能だ。まずはJR東日本水戸支社で活用し、他社にも展開していく。
アクティオの軌陸車の例
(同上)
台風15号の朝、「振り替え輸送」が実施されなかった理由
台風15号が直撃した9月9日の朝、公共交通が大混乱となった。その理由の一つに「振り替え輸送がなかった」という声がある。振り替え輸送は自動的に行われるわけではない。その仕組みから、実施されなかった理由を解説する。
藤原副社長、マツダが売れなくなったって本当ですか?
ここ最近のマツダには、聞いてみたいことがたくさんある。あれだけ出来の良いクルマを作りながら販売台数がなんで落ちるのか? MAZDA3とCX-30を批判している人は、まず乗ってみたのか聞きたい。あれに乗って、それでも高すぎると本当に思うのだろうか?全てを知り、なおかつ一番本当のことをズバリしゃべってくれそうな藤原清志副社長がインタビューに応じてくれることになったのである。第7世代は売れてないのか? を解説しつつ、真実を見ていく。
ホンダの本社ビルに秘められた“本田宗一郎伝説”の謎を追う
ホンダの創業者である本田宗一郎氏は本社ビルの設計に関与していた。どのような願いを込めてどんなデザインにしていたのか。社内に伝わる“本田宗一郎伝説”の謎を追う。
なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.