タピオカブームに青天の霹靂(へきれき)か――。
SNSで大きな話題を呼んだのが、国内大手タピオカ飲料店の「ゴンチャジャパン」社長人事だ。同社は12月1日付で原田泳幸氏を新たな社長に任命した。
原田氏は、これまでに日本マクドナルドやベネッセ社長などを歴任する、いわゆるプロ経営者として有名だ。彼に対する経営者としての評価はさまざまで、批判的な意見も少なくない。
かつての原田氏には、消費者にとってキャッチーな失敗例が多くみられた。2015年まで社長を務めたマクドナルドでは、12年にカウンターからメニューを撤去して消費者の反発を招き、ベネッセ時代には14年6月の就任から半月あまりで個人情報漏洩(ろうえい)事故が発生した。
消費者にとって何となくネガティブなイメージのある原田氏が、ゴンチャ社長に就任したことで、「タピオカブームもいよいよ終わりか」と憂慮する声も少なくない。
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