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» 2019年12月23日 11時50分 公開

Yahoo! JAPANカードがサービス名称を変更:なぜ? リボ払いの名称を変更 「さらに分かりづらくなった」という声に対し担当者の受け止めは

Yahoo! JAPANカードの「リボ払い」が名称変更する。「後リボ」「自動リボ」がそれぞれ「これだけスキップリボ」「まるごとフラットリボ」へ、12月から順次変更していくという。どのような目的で、なぜ変更したのか。担当者に聞いた。

[鬼頭勇大,ITmedia]

 ヤフー子会社で、Yahoo! JAPANカードを運営するワイジェイカード(福岡市)は12月12日、提供するリボ払いサービスの名称変更を発表した。12月から、これまでの「後リボ」「自動リボ」という名称を、それぞれ「これだけスキップリボ」「まるごとフラットリボ」へ順次変更していくという。なお、サービス内容の変更はない。

 日本クレジット協会によると、リボ払いとは「クレジットカードの支払方式の1つで、あらかじめ設定した金額を月々支払っていくもの」。リボ払いでは、毎月の支払い金額を一定にでき、支払い残高を翌月以降に持ち越すことができる。そのため、多額な利用をしても、一時的な負担を抑えられる。その一方で、仕組みが分かりづらいことを問題視する声も多い。また、手数料が高く、完済までの時間がかかればかかるほど、雪だるま式に残高が増えてしまうのを批判する人も少なくない。

リボ払いによる支払い方の一例(出所:Yahoo! JAPANカード公式Webサイト)

 こうした背景から、Yahoo! JAPANカードの名称変更については、「もともと分かりづらいのに、なぜさらに名前を変えるのか」といった声が一部から上がっている。そこで、担当者に名称変更の理由を聞いた。

 ITmedia ビジネスオンラインの取材に対し、担当者は「実際にリボ払いをご利用いただいているお客さまへインタビューを行い、その結果を分析して名称に反映した」と回答した。加えて「どのような機能であるかを想起いただきやすい表現になったと考えている」ともコメントした。

 リボ払いを批判的に捉える人が多いことについては「仕組みや留意点をお客さまに正しくご理解いただき、ご利用いただくことが重要だと考えている。そのため、当社ではリボ払いのメリットや手数料などの留意点を、目のつきやすい場所に掲載し、情報提供を行っている」と回答があった。

 インターネット上などでは「リボ払いは怖いもの」という意見も数多くある。その一方で、内容をしっかりと理解し、使い方を誤らなければ身を滅ぼすことはないはずだ。Yahoo! JAPANカードの名称変更は、利用者の理解を促進することができるのだろうか。

これだけスキップリボ(後リボ)の支払い例(出所:Yahoo! JAPANカード公式Webサイト)
まるごとフラットリボ(自動リボ)の支払い例(出所:Yahoo! JAPANカード公式Webサイト)

 

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