JR東日本は1月9日、2019年に発生した台風19号の被害により、暫定ダイヤで運行していた北陸新幹線について、20年3月14日にダイヤ改正を行うと発表した。
北陸新幹線は、19年10月の台風で長野新幹線車両センターが浸水し、新幹線車両などに被害が発生していた。この影響で、長野〜上越妙高間で運転を見合わせるなど、従来のダイヤに大規模な影響が出た。19年10月25日には運転を見合わせていた区間を復旧したが、その後も運転本数を減らして運行していた。
今回、長野新幹線車両センターの留置線一部に復旧見込みが立ったことから、東京〜長野間の「あさま」運転本数を100%に戻す。また、復旧以外にもダイヤ改正を行うため、運転時刻などに注意するよう呼び掛けている。
JR東日本によると、19年12月27日〜20年1月5日にかけての北陸新幹線の高崎〜軽井沢利用状況は、前年比で99%の68.4万人だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング