北陸新幹線、3月13日に暫定ダイヤ終了 「あさま」運転本数を100%にその他のダイヤ改正も

» 2020年01月09日 18時18分 公開
[鬼頭勇大ITmedia]

 JR東日本は1月9日、2019年に発生した台風19号の被害により、暫定ダイヤで運行していた北陸新幹線について、20年3月14日にダイヤ改正を行うと発表した。

「あさま」の運転本数を100%に戻す

 北陸新幹線は、19年10月の台風で長野新幹線車両センターが浸水し、新幹線車両などに被害が発生していた。この影響で、長野〜上越妙高間で運転を見合わせるなど、従来のダイヤに大規模な影響が出た。19年10月25日には運転を見合わせていた区間を復旧したが、その後も運転本数を減らして運行していた。

 今回、長野新幹線車両センターの留置線一部に復旧見込みが立ったことから、東京〜長野間の「あさま」運転本数を100%に戻す。また、復旧以外にもダイヤ改正を行うため、運転時刻などに注意するよう呼び掛けている。

 JR東日本によると、19年12月27日〜20年1月5日にかけての北陸新幹線の高崎〜軽井沢利用状況は、前年比で99%の68.4万人だった。

北陸新幹線のダイヤ推移

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