人間の代わりにロボットが働くようになれば、人手不足を解消できるのか。そんな実験を、居酒屋チェーンを運営する養老乃瀧が東京・池袋で始めた。既存店舗の一部にロボットが接客やドリンク提供を行う「ロボ酒場」を設け、店舗の省人化や効率化にどれだけ効果があるか検証するという。ロボットがどんな接客をしているのか、実際に店舗で確かめてみた。
ロボ酒場は、JR池袋駅南口付近の「一軒め酒場」内にある。ロボットは作業カウンターやビールサーバーを取り付けた専用スペースに立っており、天井に設置された4つのカメラで来店者を認識。「ロボ酒場へようこそ」などと声をかける。
ロボットの挨拶や表情は、来店者の年齢や性別、表情などに合わせて変化する。どんな人にどんな接客をする接客をすると喜ばれるかを、搭載したAI(人工知能)に学習させることで、徐々に接客の質を高められるという。
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