ミドル世代で異業種への転職に興味がある人は88%。エン・ジャパンの調査でこんな結果が出た。興味がある理由は「仕事の幅を広げたいから」が最も多く、55%と半数以上。2位は「知識・スキルを磨きたいから」(48%)、3位は「年収水準の高い業種へ移りたいから」(40%)だった。
異業種で転職する場合の懸念点について聞くと、最も多く挙がったのは「業種未経験でも選考が通るか」(68%)、次いで「これまでの経験・スキルが通用するか」(51%)だった。「年収が下がらないか」を気にする人も45%と4割を超えた。
興味のある転職先は「メーカー」が42%でトップ。2位は「商社」(34%)、3位は「コンサルティング」(33%)だった。業種による違いも見られ、現在「IT・Web」や「金融」で働いている人の1位は「コンサルティング」(38%、37%)だったのに対し、「コンサルティング」の1位は「メーカー」で53%。一方、「メーカー」の1位は「商社」(36%)だった。
調査は2019年11月29日〜12月29日に実施。同社の転職サービス「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザー1808人から回答を得た。
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