自社での通信エリアについては東名阪が中心だが、エリア内でも「つながりづらい」という声をインターネット上で散見する。これについては、「基地局の開設を急ぐ」(楽天モバイル山田善久社長)と答えるにとどまった。また、データ容量が無制限なのは楽天の通信に限るため、知らず知らずのうちにエリア外に出てしまい、2GBを使い切ってしまうケースも予想される。これについてはアプリ「my 楽天モバイル」上で通信状況を確認できるという。
「革新というか、衝撃的なプライス」と胸を張る楽天の三木谷社長だが、価格面以外でも“大盤振る舞い”が目立つ楽天モバイル。3年で黒字化を見込むというが、「送料無料化」でEC事業が揺れる中、巨額を投資する通信事業での失敗は命取りとなりかねない。既存事業者からうまくユーザーを取り込むことはできるだろうか。
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