JTは、同社のキャメルブランドから通常サイズのリトルシガーとして、「キャメル・シガー・ウルトラライト・ボックス」「キャメル・シガー・メンソール・ウルトラライト・ボックス」「キャメル・シガー・メンソール・ライト・ボックス」の3銘柄を新たに発表した。価格は360円。5月1日より全国で順次発売する。
キャメル・シガーシリーズは2019年12月から販売しており、今回よりライトな吸いごたえの銘柄がラインアップに加わった。同社によると「(ウルトラライトが付く2銘柄は)味わいはそのままに、シリーズ史上最も軽い吸いごたえ」だという。
また、「キャメル・シガー・メンソール・ライト・ボックス」は、ライトな吸いごたえに加えて、強いメンソール感が伴うすっきりとした味わいに仕上がっている。
同社の広報担当者に発売の狙いを聞くと「(ウルトラライトが付く2銘柄は)今までのキャメル・シガーシリーズの中でも最も軽い吸い応えとなっており、多くのお客さまにお楽しみいただきたいと考え」たという。
「ライトな吸い応え」に商機を見いだす理由はどこにあるのか――。一般社団法人日本たばこ協会が公表している「令和元年度第3四半期累計紙巻たばこ販売実績」の2019年度第3四半期累計(4月〜12月)上位20銘柄販売実績を見ると、2位に「メビウス・ワン・100sボックス」、3位に「メビウス・スーパーライト」、5位に「メビウス・エクストラライト」など、20位以内のほとんどにライトな吸い応えの商品が並んでいる。
このように現状の顧客のニーズにもとづき、たばこ業界はしのぎを削っている。
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