新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、大手外食チェーンはテークアウトやデリバリーを強化している。急激に減少するイートインの売り上げを補うためだ。
大手回転寿司チェーン「スシロー」を展開するスシローグローバルホールディングスは5月7日、決算説明会でテークアウトとデリバリーの売り上げの推移を明かした。
2019年10月の消費増税で、持ち帰りの商品には軽減税率が適用されるようになった。そのため、10月のテークアウトとデリバリーの売り上げは120%(対前年同月比、以下同)、11月は123%と順調に伸びた。12月と20年1月はともに113%とやや落ち着いたが、新型コロナの影響が広がり始めた2月には131%、3月には134%と大きく伸びた。デリバリー対応店舗が3月末時点で118店舗まで増加したことも追い風となった。
スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
回転すしの厨房はどうなっている? くら寿司で働く若きリーダーに見せてもらった
レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
ひどすぎる「マスク切れ」のクレーム 従業員を疲弊させるお客の“迷惑行動”が明らかに
「生ビール190円」の原価率は85%? お客が3杯飲んでもしっかり利益が出る仕組みとはCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング