人気観光地の国際通りはシャッターが閉まり、沖縄美ら海水族館、おきなわワールド、ネオパークオキナワ、名護パイン園、古宇利オーシャンタワーなど、「定番の観光コース」も軒並み臨時休業している。
ある観光施設の担当者は「観光客がメイン。休業要請が解除されても入りが見込めない」とため息。「閉めていても施設の維持にコストは掛かるが、再開できるのはいつになるのか」。
ホテル業界も宿泊については休業要請の対象ではないものの「感染拡大を抑えることが最優先事項」と来県自粛の要請に一定の理解を示し、協力。大手ホテルを始め次々と休業を発表してきた。
沖縄県ホテル協会が5月上旬にまとめた調査では、会員59社のうち半分の30施設が休業。5321室が空いたままだ。
もう一つの組織、沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合に加入する多くのホテルも休業に。
理解を示して休業しているが、あるホテルからは「このままだともたない。コスト削減も限界を迎えつつある」と切迫した声も聞かれた。
どちらも沖縄県などに窮状を訴えるが、胃がきりきりするような日々が続いている。
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