東京商工リサーチの調査によると、5月の全国でのパチンコ店の倒産は2件となり、1〜5月で計12件になった。前年の1〜5月と比べて倍増した。
この12件のうちコロナ関連倒産は3件に上る結果となった。元から資金繰りの厳しかったパチンコ店に、今回のコロナ禍による打撃がとどめを刺したケースも少なくなかった。
同社の担当者は「出玉規制などで経営環境が厳しさを増していたが、4月の緊急事態宣言による休業要請がパチンコ店の体力を奪った」と分析。「2カ月の休業や感染予防のための稼働率低下で、資金力に乏しい中小零細の淘汰がこれから本番を迎える」可能性もあると指摘した。
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