セブンがかつ丼や牛丼をリニューアル 紙製容器を新たに採用プラスチック削減

» 2020年06月09日 15時09分 公開
[ITmedia]

 セブン‐イレブン・ジャパンは6月8日、全国のセブン‐イレブンでチルド弁当のかつ丼や牛丼をリニューアルするとともに、容器の本体をプラスチック製から紙製に切り替えると発表した。6月9日から首都圏の店舗で容器の素材を切り替え、全国に拡大していく。

ふんわりとした食感に仕上げた特製牛丼

 紙製容器に切り替えるのは「特製牛丼」(税別398円、以下同)、「味しみ特製ロースかつ丼」(498円)、「1/2日分の野菜!9種具材の海鮮中華丼」(460円)、「こだわり玉子たっぷり!特製親子丼」(370円)の4種。1年間で約800トンのプラスチック使用量を削減できると見込んでいる。

 チルド弁当は、定温弁当と比べて味や彩りがよくなるだけでなく、鮮度が長持ちすることが注目されており、大手コンビニでは取り扱いアイテム数を増やしている。

 セブンは、5月にサラダシリーズ「カップデリ」をリニューアルするのにあわせて容器のプラスチック使用量を削減したり、「セブンプレミアム ゴールド 金のミルクアイス/マーブルチョコアイス」の容器を紙に変更したりしている。

ロースかつの卵とじは、鉄鍋を使用して1食分ずつ仕上げた
新しい紙容器

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