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レクサスの新型「IS」初公開 “走り込み”で大幅改良、運転を滑らかに2020年秋ごろ発売

» 2020年06月16日 10時34分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は6月16日、高級車ブランド「レクサス」のスポーツセダン「IS」の新型車を発表した。日本では2020年秋ごろに発売する。

レクサスの新型「IS」が初公開された

 コンパクトFRスポーツセダンのISは、1999年の発売以降、累計約109万台を販売している。今回の新型ISは走行性能やデザインなどを一部改良した。

 新型ISの開発では、2019年4月に愛知県豊田市下山地区に新設した車両開発用のテストコースをはじめ、世界各地の厳しい環境で走り込みをして走行性能を高めたという。走行試験の結果に基づき、ドライバーの操作に対する応答性や無用な動きの抑制など、路面状況や走行シーンに応じて徹底的なチューニングを実施。また、ステアリングやペダルを戻す際のコントロール性も高め、一連の運転操作をより滑らかにしている。2.5Lハイブリッドモデルはアクセル開度に対するエンジンとモーターの駆動力制御を変更。2.0Lターボモデルでは走行環境に応じて適切なギヤ段を設定するアダプティブ制御を採用している。

レクサスの新型「IS」。走り込みをして性能を高めた

 外観デザインは、低重心でスポーティーなイメージに仕上げている。新開発の小型軽量ランプユニットを搭載した薄型のヘッドランプを採用したことに加え、グリル周りとサイドの形状、トランク後端の造形によって低重心を表現した。また、ボディーパネル製造工程において、緻密で立体的な造形を可能とする「寄絞り(よせしぼり)型構造」の最新プレス技術を採用。それによって、ラゲージ部の形状を、高精度でシャープな造形に仕上げている。

レクサスの新型「IS」
レクサスの新型「IS」

 安全性能も向上させている。昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知するプリクラッシュセーフティ機能では、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上によって対応領域を拡大。交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能になった。緊急時操舵支援や低速時加速抑制などの機能も追加している。

レクサスの新型「IS」のインテリア

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