新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くの企業が業績不振に陥っている。そうした中で、会社で働くビジネスパーソンは、夏のボーナスをどのくらい支給されると思っているのだろうか。
社会人に夏のボーナス支給額を予想してもらったところ、「給料の約2カ月分」(32%)と答えた人が最も多く、次に「もらえないと思う」(20%)であることが、引越し侍の調査で分かった。昨年行った調査をみると、「給料の約2カ月分」と答えたのは39%、「もらえないと思う」は10%。「約2カ月分」と答えた割合が減って、「もらえないと思う」は2倍に増えていることが明らかに。
昨夏のボーナスは支給されたのに、今年はもらえなさそうなのはどんな人たちなのか。業種別でみると、「宿泊・飲食業」(63%)が最も多く、次いで「娯楽・サービス業」(24%)、「運輸・通信業」(22%)、「製造業」(21%)、「学術研究等」(20%)と続いた。
この結果について、引越し侍は「各種メディアでも取り上げられているとおり、ホテルや飲食業界などは、大きな打撃を受けていると言えそうだ。娯楽などのサービス業も、新型コロナ感染拡大防止のために、自粛営業を余儀なくされていた店舗や施設も多く、夏のボーナスへの影響が懸念される」とコメント。
一方、「もらえないと思う」と答えたのは、「公務員」が最も少なく4%。次いで「建設業」(13%)、「教育・学習支援」(14%)という結果に。
インターネットを使った調査で、同社のサイトを使って引っ越しを利用したことがある社会人2487人が回答した。調査期間は4月から5月にかけて。
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