東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは6月23日、両パークの営業を7月1日に再開すると発表した。当面の間は、入園者数の制限や営業時間の短縮など、感染拡大防止策を徹底した上で運営する。
両パークは新型コロナウイルス感染拡大により、2月29日から臨時休園となっている。緊急事態宣言が解除された後も休園を継続していたが、政府の方針を踏まえて作成された「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策を実施することで営業再開を決めた。
再開後は当面の間、営業時間が午前8時〜午後8時となる。日付指定があるチケットの購入者のみ入園可能とする。日付指定チケットは、6月25日午後3時からオンライン予約・購入サイトで販売を開始。約1カ月先までのチケットを販売する。
チケットの種類は3種類あり、入園可能となる時間が異なる。「1デーパスポート」は開園時間の午前8時から入園可能で、料金は大人8200円。他に「入園時間指定パスポート」が2種類あり、それぞれ「午前11時以降」(大人7300円)と「午後2時以降」(大人6300円)に入園可能となる。
パークへの入園人数だけでなく、アトラクション、ショップ、レストランなどの利用についても人数制限を設けた運営を実施したり休止したりすることもあるという。また、4月に開業を予定していた東京ディズニーランドの大規模開発エリアについては、両パーク再開後の状況を見て開業時期を判断する。
来園者に対しては、検温やマスク着用、他の人との一定の距離確保、キャッシュレス決済の推奨など、感染対策への協力を呼び掛ける。
また、両パークの再開に伴い、ディズニーホテルも6月30日に営業を再開する。
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