環境省と厚生労働省は、気温・湿度の高い中でのマスク着用は、熱中症の危険があると注意喚起している。そして、「屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合はマスクを外す」「マスクを着用している場合は、負荷のかかる作業や運動を避ける」といったことを推奨している。では、このことはどの程度知られているのだろうか。
「新しい生活様式では『適宜マスクを外すこと』が熱中症予防のポイントの1つになっていることを知っているか」を尋ねたところ、「知っていた」は54.2%、「知らなかった」は45.8%という結果となった。
このように、暑い夏になっても多くの人が屋外でマスクを着用し続ける状況が想定される。感染予防と熱中症予防を両立させるためには、適切な知識をもっと広めていく必要がありそうだ。
今回の調査は、全国の15〜69歳の男女を対象に、6月5〜8日にインターネット上で実施された。有効回答数は1000。
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