新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生活様式の変化が波及している。三井ダイレクト損害保険(東京・文京)の調査によると、3〜6月の間、普段運転している人のうち約半数が「自動車の運転量が減った」と回答した。長期化しつつあるコロナ禍は、消費者行動にも少なくない変容をもたらしているようだ。
調査は6月29日〜7日5日にかけて、同社が週に1度以上自家用車を運転している全国の20歳〜59歳の男女約1100人に実施した。コロナ禍で外出自粛要請などが出されることも多かった3〜6月と、それ以前の「通常時」を比較してもらい、自動車の運転量などについて聞いた。
「日々の運転量に変化はあったか」と聞いたところ、46.6%の人が「減った」と回答した。主な理由を見ると「買い物の回数を絞った」「通勤回数が減った」「遠出を控えた」などが目立った。
ちなみに、職業別で「減った」人の割合が最も高かったのは専業主婦(主夫)で、58.8%だった。テレワークなどが進むサラリーマンよりも、よりコロナ禍の影響を受けているとも言えそうだ。
コロナ禍前の通常時における運転頻度別に、「減った」人の割合を見たところ、「(通常時は)週に4日運転していた」人が78.7%で最多となった。「毎日運転していた人」のうち「減った」のは64.8%となった。
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