プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(PGF生命)が1960年生まれの人に調査したところ、「自分で感じている精神年齢」の平均は48歳となった。
日本で資産の多くを所有するシニア世代だが、近年ではデジタル化にも積極的で、「高齢者と見られたくない」と自覚する人が多めの傾向にある。露骨な「シニア向け」サービスや商品は人気が出にくいともされており、シニアマーケティングを考慮する一助になりそうだ。
調査はPGF生命が1960年生まれの全国の男女2000人に、6月25日〜30日にかけてネット上で実施した。
まず1960年生まれの人の平均貯蓄額について聞いたところ、平均3078万円となった。一方で、貯蓄額2000万円未満の人も全体の64.8%に上っている。一般的に、貯蓄額は各世代でも富裕層が平均値を強く押し上げる傾向にある。
さらに「還暦を迎えるという実感がわかないか」と聞いたところ、「わかない(当てはまる)」と答えた人は計75.2%となった。
「自分の心の年齢(精神年齢)は何歳くらいか」とも質問。平均年齢は48.1歳となり、実年齢(59.5歳)の方より11.4歳も若くなった。自覚している肉体年齢の方では55.5歳という結果に。還暦の人にとって、自身の特に精神年齢の方をずっと若く感じている結果となった。
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