ファミリーマートは9月8日、8月のレジ袋辞退率が77%だったと発表した。
買い物袋が有料化される前、ファミマのレジ袋辞退率は30%だった。有料化が実施された7月になると、同社の辞退率は77%まで上昇。ローソンやセブン-イレブンも7月の辞退率は75%程度だった。
日本フランチャイズチェーン協会は、2030年度までにコンビニのレジ袋辞退率を60%以上にする目標を掲げている。ファミマは7月に続き8月も目標を達成しており、このペースでいくとファミマ全体のレジ袋削減枚数は年間約23億枚になる見込みだという。
ファミマは“脱レジ袋”を促すため、7月からレジ袋を辞退したお客に「ファミマエコスタンプ」を付与している。煙草・チケット・サービス・金券類を除く200円(税込)以上の買い物をした際に、バーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」を提示する必要がある。スタンプ30個で得点クーポンと交換できる。8月末までの累計で、約1200万個のエコスタンプを付与したという。
競合他社も独自のエコバッグを発売するなどの対応をしている。
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