エコバッグ、いくらなら買う？ 不満点は？ 1000人に調査：不満点も聞いた

[ITmedia]

　ファッション通販サイトなどを展開するクルーズ（東京・品川）は9月7日、100％子会社のランク王（東京・渋谷）が実施した「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」の結果を発表した。

エコバッグを利用する人はどれだけいるのか（画像はイメージ）

　「あなたはエコバッグを持っていますか？」という質問に対しては、「はい」と回答した人が82.9％だったのに対し、「いいえ」は17.1％だった。また、「あなたは会計時にエコバッグと有料レジ袋のどちらを選んでいますか？」という質問に対する回答は、「エコバッグ」（80.7％）が最も多く、「有料レジ袋」（11.0％）、「両方」（7.9％）と続いた。

調査結果（出所：ランク王「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」）。

　「あなたはエコバッグをいくらなら購入しますか？」という質問に対して最も多かった回答は「500円未満」（48.3％）で、「500〜1000円未満」（35.0％）、「1000〜2000円未満」（13.4％）と続いた。

調査結果（出所：ランク王「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」）。

　調査では、エコバッグに対して不満に感じている点も尋ねた。すると、「衛生面が気になる。定期的に洗濯をして衛生的に利用したいが、正直手間だ」や「生地が薄くて容量いっぱいまで入れると破れてしまいそうなのでもう少し丈夫にして欲しい。持ち手が並行にならないので肩や手にくい込んで痛いのを改善してほしい」といった声が出た。また、特に男性からは、携帯性を求める回答が多く寄せられたという。

　アンケートは8月23〜25日、インターネット上で実施し、男女1000人が回答した。回答者の属性は男性が28.7％で、女性は71.3％。また、回答者の年代は10代以下が1.2％、20代が24.3％、30代が36.1％、40代が25.6％、50代が11.3％ 60代以上が1.5％だった。

回答者の属性（出所：ランク王「レジ袋有料化に伴う、人々のエコバッグへの意識調査」）。