東京商工リサーチは「上場企業の平均年間給与」調査を実施し、その結果を発表した。1803社で働くビジネスパーソンの平均給与は「630万5000円」で、前年同期より1万5000円(0.2%)増加した。2012年3月期以降、9年連続で上昇していたが、伸び率は鈍化。中央値でみると、前年同期と同額の614万円だった。
平均給与のトップは、売掛債権保証のイー・ギャランティで2413万1000円。前年同期485万1000円の約5倍(4.9倍)に増加し、唯一、2000万円台に乗せた。「好業績を反映し、給与のほか、株式報酬(株式付与ESOP信託制度による給与)が大幅に増加し、平均給与を押し上げた」(東京商工リサーチ)
2位は日本商業開発で1921万円、以下、三菱商事1631万8000円、伊藤忠商事1565万7000円、丸紅1452万7000円と続いた。上位10位に総合商社が5社、不動産3社がランクインした。
平均給与が1000万円を超えたのは33社(構成比1.8%)で、前年同期より6社増え過去最多を更新。このほか、500万円以上600万円未満は530社(同29.3%)、600万円以上700万円未満は518社(同28.7%)、500万円未満は286社(同15.8%)だった。
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