SUBARU(スバル)は10月8日、主力モデル「インプレッサ」を一部改良したと発表した。5ドアハッチバックのインプレッサスポーツに、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた独自のハイブリッドシステム「e-BOXER」を搭載した新グレードを追加。スポーティーさを際立たせた最上級グレード「STI Sport」も新設定した。
「e-BOXER」は、これまでに「フォレスター」や「XV」に採用。インプレッサでは、「Advance」「2.0e-L EyeSight」の2つの搭載グレードを設定した。このグレードにはアダプティブ変速制御「e-Active Shift Control」を採用。走行モードを選べるシステム「SI-DRIVE」と協調し、コーナリング時にエンジン回転数などの制御によってスポーティーな走りをサポートする。
上級グレードの「Advance」では、エクステリアにグレーメタリック色のフロントグリルやアルミホイール、リヤスポイラーを採用。インテリアはネイビーとライトグレーを基調とした落ち着いた色合いとしており、「上質さと先進性を感じさせる」(同社)仕様に仕上げた。
最上級の「STI Sport」では、STI Sportシリーズ初となるFF(フロントエンジン・前輪駆動)車を設定。前輪だけに駆動力が加わる走行特性を生かし、より軽快感を感じられるようにした。デザインは、各部にブラックカラーのパーツを採用。専用ボディーカラーも設定している。インテリアでは、シートなどにレッドステッチを施すことで、スポーティーさを表現している。
販売台数はインプレッサ全体で月2000台を計画。税込価格は200万2000円から。新設定グレードの「2.0e-L EyeSight」は256万3000円、「Advance」は278万3000円、「STI Sport」は270万6000円〜292万6000円。
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