アパレル大手のワールドは10月9日、希望退職者の募集結果を発表した。約200人の募集に対して、294人が退職することになったという。
希望退職者の募集は9月に実施。対象は、2020年11月20日時点で40歳以上の社員(店舗従事者は含まない)としていた。退職日は11月20日または21年3月末までで会社が指定する日。
希望退職者数は募集人数を約100人上回る結果となったが、「業務の再整理や配置転換の実施、システム化の進展などにより、適切な人員体制のもと効率的に業務運営することが可能」(同社)と判断している。希望退職者募集に伴って発生する特別加算金などの費用として、約15億円を21年3月期第2四半期に計上する。
同社は8月、構造改革の実施について発表。希望退職者の募集のほか、ブランドの統廃合、計358店舗の閉店を計画している。
ワールド、希望退職200人募集 一部ブランド廃止、358店舗を閉店
コカ・コーラBJH、900人早期退職実施 20年12月期は赤字予想
ラオックス、希望退職250人募集 今年2回目、インバウンドの回復見通せず
ワタベウェディング、希望退職120人募集 店舗数を縮小
早期・希望退職の募集企業が急増 前年の2倍ペースCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング