「これまでワークマンがターゲットにしていた職人さんは、目的の商品を買いに来るため、店舗滞在時間は短く、朝と夕方に集中していました。しかし、一般客の来店も増えたことで、ありがたいことに駐車場や店内の混雑が目立ってきました。そこで、客層ごとに店舗を分けることにしました」(担当者)
従来のワークマンはよりプロ向けの専門店として強化し、一般客向けの商品のみを扱う店舗を#ワークマン女子として差別化する。将来的にはワークマンの近くに出店し、一般客を#ワークマン女子に誘導する考えだという。
同社は今後女性向け製品の拡充を進める方針で、開発人員の強化を図る。さらにワークマンの土屋哲雄専務は先日開催した発表会後の取材で、一般客向けの靴を集めた専門店を21年3〜4月をめどに展開。さらに店内に雨を降らせ、実体験ができる雨具専門店の出店も検討していることを明らかにしている。ワークマンのこれからの動向が業界の新しい流れを創るかもしれない。
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