コロナ禍の大みそか、消費者の過ごし方トップは?リサーチ会社調査

» 2020年12月15日 18時10分 公開
[ITmedia]

 GoToトラベルキャンペーンの一時停止が急きょ発表されるなど、年の瀬においても予断を許さない新型コロナウイルスの感染拡大状況。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)の消費者調査によると、今年の大みそかについて8割強の人が「自宅で過ごす」と回答した。例年であれば旅行する人も少なくない年末、コロナ禍による消費者の自粛ムードは強まっているようだ。

photo コロナ禍での大みそかの過ごし方は?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

「自宅派」8割強に

 調査は同社が12月8日、全国の20〜69歳の男女1100人にネット上で実施した。GoToトラベルキャンペーン停止発表前に行われており、現在は自粛ムードがより深まっている可能性もあるとみられる。

 「今年の大みそかの予定」について聞いたところ、「自宅で過ごす」は72%、「外出するが基本的には自宅」も10%で、合わせて「自宅派」が82%を占めた。逆に「旅行」を挙げたのは計1%、「帰省」もわずか7%となった。かなりの外出自粛ムードな大みそかと言えそうだ。

photo 消費者に聞いた「今年の大みそかの予定」(クロス・マーケティング調査)

 次に、「今年の大みそかにしたいと思っていること」についても質問した(複数回答可、前項目で「自宅で過ごす」「外出する(旅行除く)」と答えた人限定)。トップは「年越しそばを食べる」で53%、次いで「年末特番のテレビ番組を見る」(51.5%)、「家族でゆっくり過ごす」(47%)と続いた。

photo 消費者に聞いた「今年の大みそかの予定・したいこと」(複数回答可、クロス・マーケティング調査)

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