オリンパスは12月18日、約950人の退職者を募集すると発表した。
対象となるのは、同社および国内グループ会社の社員(2021年3月31日時点で40歳以上かつ勤続3年以上の正社員)。また、定年後再雇用者や無期契約社員も募集対象だという。
募集期間は21年2月1〜19日を予定しており、退職日は3月31日。退職者には通常の退職金に加え、特別支援金を支給する。また、希望者には再就職支援を実施する。
オリンパスは19年11月に新しい経営戦略を発表しており、「グローバルなメディカル・テクノロジーカンパニー」として成長する目標を掲げている。そのために、社外で自らの力を発揮したいと考える社員へ支援をするとともに、変革を推進する人材の採用などを進める必要があると判断。今回の退職者募集(社外転進支援制度)を実施することにしたという。
社外転進支援制度に伴って発生する費用は、現時点で応募者数が未確定なので、21年3月期の連結業績予想には織り込んでいない。
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