サッポロホールディングス(HD)は12月23日、子会社のサッポロビールにおける早期希望退職者の募集結果を発表した。一次申請、二次申請と合わせて110人が応募した。
同社は2月13日、「グループ経営計画 2024」を発表した。ビール事業を強化し、食品をはじめとする成長分野へシフトするため「人財配置の適正化を進める」としていた。社外で新しいキャリアを志向する従業員に選択肢を提示するため「早期退職優遇制度」を実施することにした。
対象者はサッポロビールに在籍し、勤続10年以上かつ満45歳以上の社員(一部対象外の職務あり)。申請期間は一次申請(4月1日〜6月10日)と二次申請(10月1日〜12月10日)を用意。退職者に対しては、通常の退職金に加えてセカンドキャリア支援金を支給。また、再就職支援サービスを提供するとしていた。
同社は今回の募集に伴い発生する費用については、20年12月期通期決算において、その他の営業費用として計上する見込みだという。
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