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» 2021年01月07日 11時50分 公開

先行きも不透明:2020年の「飲食店」倒産、780件で過去最多 居酒屋にコロナ禍の打撃

帝国データバンクは、2020年の飲食店事業者の倒産件数が780件となり、過去最多を更新したと発表。特に居酒屋の倒産が多かった。今後も緊急事態宣言に伴う対応が求められるなど、厳しい事業環境が続く見通しだ。

[ITmedia]

 帝国データバンクは1月6日、2020年の飲食店事業者の倒産件数が780件となり、過去最多を更新したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大による営業時間短縮や外出自粛の影響で、特に居酒屋の倒産が多かった。今後も緊急事態宣言に伴う対応が求められるなど、厳しい事業環境が続く見通しだ。

2020年、飲食店の倒産件数が過去最多に

 飲食店の倒産件数は、19年の732件を超えて過去最多となった。件数の増加は2年連続。

 業態別では、「酒場・ビヤホール」が189件で最多。全体の24.2%を占めた。次に多かったのが「中華・東洋料理店」の105件。「西洋料理店」(100件)、「日本料理店」(79件)、「バー・キャバレーなど」(69件)、「喫茶店」(68件)と続いた。酒場・ビヤホール、日本料理店、喫茶店の件数は過去最多だった。

 負債規模は「5000万円未満」が620件となり、小規模の事業者の倒産が79.5%を占めた。「5000万円以上1億円未満」が86件、「1億円以上5億円未満」が61件、「5億円以上10億円未満」が9件、「10億円以上50億円未満」が4件。負債50億円以上の倒産は13年以降発生していない。

飲食店事業者の倒産件数推移(出典:帝国データバンク)

 首都圏では1月7日にも緊急事態宣言の発令が決定し、飲食店には午後8時までの時短営業が要請される。協力金が増額されるとはいえ、協力しない飲食店を公表できるようにもなる。20年春以降、客数の減少によって厳しい経営が強いられてきたが、さらに事業環境が悪化することは避けられない。

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