クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

三菱自、新型「アウトランダー」2月に発表 開発シーンを公開北米向け新型モデル

» 2021年01月26日 16時40分 公開
[ITmedia]

 三菱自動車は1月25日、北米向けの新型「アウトランダー」を2月16日(日本時間2月17日)にオンラインで公開すると発表した。発表に先立ち、悪路走行などを行う開発背景シーンの一部を公開。最新の制御システムを備えた主力モデルの発表に向けて、注目度を高めようとしている。

三菱自動車が北米向け新型「アウトランダー」の開発シーンを公開

 アウトランダーは同社の主力SUV。プラグインハイブリッド車の「アウトランダーPHEV」も設定されている。

 今回発表する新型モデルは、米国、カナダ、プエルトリコをはじめとして、グローバルに順次展開していく計画だという。商品コンセプトは「威風堂々」で、「パジェロ」「モンテロ」から受け継ぐ四輪制御技術やラリー経験で培った走行技術を活用し、操縦性と走破性を高めた。また、これまでのアウトランダーシリーズよりもサイズアップし、大胆なスタイリングに仕上げたという。

北米向け新型「アウトランダー」

 開発に注力したのが、新開発のプラットフォームと、最新の車両運動統合制御システム。さまざまな気候や路面条件で試験を繰り返した。路面状況に応じて運転モードを選択できる、新開発のドライブモードセレクターも採用している。

 一部公開された開発シーンでは、デザインは伏せられているものの、ぬかるんだ地面や雪上など、さまざまな路面を走行するテスト車両の様子を見せている。

新型「アウトランダー」の開発シーン。さまざまな路面状況を走行
新型「アウトランダー」の開発シーン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.