ドムドムハンバーガー、「市原ぞうの国」内へ新店舗を開業 狙いは?

» 2021年01月28日 14時05分 公開
[ITmedia]

 ドムドムハンバーガーを展開するドムドムフードサービス(神奈川県厚木市)は、「市原ぞうの国」(千葉県市原市)のリニューアルに伴い、3月19日に同園内へ新店舗を開業すると発表した。

phot ドムドムハンバーガーは、「市原ぞうの国」のリニューアルに伴い同園内へ新店舗を開業(以下リリースより)

 新店舗の「ドムドムハンバーガー市原ぞうの国店(仮称)」では、定番メニューに加えて、限定ハンバーガーや同社ブランドロゴ「どむぞうくん」の焼印入りかりんとう饅頭などを販売する。

phot (左)ドムドムフードサービス代表取締役の藤崎忍氏(崎の正式表記は「大」の部分が「立」)と、市原ぞうの国園長の坂本小百合氏

 「市原ぞうの国」は1989年に開園した動物園。「ぞう」の国内最多飼育数を誇り、アジアゾウ11頭、アフリカゾウ1頭、合計12頭のゾウを飼育している。ドムドムハンバーガーも「ぞう」をモチーフにしていることから、ドムドムフードサービスは「『豊かな体験』と『美味(おい)しい体験』を共有することに意義があると考えた」という。

 ワタミの渡邉美樹会長兼グループCEOが「2021年の飲食業は倒産ラッシュの年」と述べるなど新型コロナウイルスの感染拡大によって飲食業界は厳しい経営環境下にある。その中で同社は「この状況下での出店は、持続可能な経済と社会を共創する意義が高い事業と考え決意した」とコメントした。

 なお、「市原ぞうの国」は、リニューアルオープンに合わせて「ANIMAL WONDER REZOURT」に名称を変更する。

phot 市原ぞうの国の園内イメージ

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