クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向

日産の新型「ノート」、発売1カ月で2万台受注 上級グレードが8割プロパイロット装着は4割

» 2021年02月01日 15時46分 公開
[ITmedia]

 日産自動車は2月1日、2020年12月23日に発売した新型「ノート」の受注台数が2万台に達したと発表した。販売目標は月8000台としている。発売から約1カ月の受注台数が月間目標を大きく超え、好調な滑り出しとなった。

日産の新型「ノート」

 ノートは日産の日本市場における最量販車種で、約8年ぶりにフルモデルチェンジした。16年に発売したモデルから搭載している、独自の電動パワートレイン「e-POWER」を第2世代に進化。ガソリンエンジン車の設定をなくして、e-POWER搭載車のみのモデルとして展開している。

 新型ノートの受注台数は2月1日時点で2万44台。e-POWERと新開発プラットフォームによって向上させた加速感や滑らかな減速制御、静粛性などが好評だという。

 グレード別の受注構成では、上級グレードの「X」が84.2%を占めた。「S」は15.6%、「F」は0.2%にとどまった。ボディーカラーは約3割が「ピュアホワイトパール」を選んで最多だった。

ボディーカラーは「ピュアホワイトパール」を選ぶ人が最多(出典:「ノート」Webカタログ)

 安全装備などのオプションについては、コンパクトカーとして初搭載したナビリンク機能付きの運転支援技術「プロパイロット」を41%が装備。「インテリジェント アラウンドビューモニター」「アダプティブLEDヘッドライトシステム」は約7割、「NissanConnectナビゲーションシステム」は約6割の装着率となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.