具体的にどのようなビジネスマナーが不要だと考えているのかを尋ねると、「名刺交換の所作」(84人)という回答が最も多く、「上座・下座の席次ルール」(56人)、「言葉づかいや呼称のルール」(55人)、「服装やメーク」(31人)、「お辞儀ハンコ」(23人)と続いた。
「名刺交換の所作」と回答した人からは、「名刺入れを持ちながら、両手で受け渡しお辞儀をする一連の流れが時間の無駄に感じる」(30代女性)や「名刺の置き方。一言断って、さっさと名刺入れにしまってもいいと思う」(40代男性)といった声が寄せられた。
「上座・下座の席次ルール」と回答した人からは、「テレワークでの席次。ネット上でも上座、下座を気にするという風潮は理解できない」(30代女性)や、「エレベーター内の席次。エレベーターに乗るわずかな時間に立つ位置などの決め事は不要だと思う」(40代男性)といった声が寄せられた。上座や下座を譲り合う時間が無駄だと考える人が多いようだ。
「言葉づかいや呼称のルール」と回答した人からは、「尊敬語や謙譲語を意識しながら、きれいな文章を考えている時間がもったいない」(20代女性)や「相手を呼ぶ際に、役職名をつけること。メール等を送る際に、いちいち『この人の今の役職は何だったかな』と調べるのが時間の無駄」(30代男性)といった声が寄せられた。「用件だけを伝えられれば仕事を効率的に進められるのに」と考えているビジネスパーソンが一定数いることが伺える結果となった。
今回の調査は、1月16日にインターネット上で実施した。
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