12月の平均初年度年収 前年比8.1万増加 コロナ禍で「経験者求人」増が影響業種や職種別は?(2/2 ページ)

» 2021年02月04日 14時30分 公開
[ITmedia]
前のページへ 1|2       

職業別では「コンサル・金融・不動産」が最も高い

 職種別に平均初年度年収を見ると「コンサルタント・金融・不動産専門職」が最も高く566.2万円。次いで「ITエンジニア」が530.8万円、「建築・土木」が491.2万円だった。掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かった職種は「ITエンジニア」(76.8%)で、次いで「Web・インターネット・ゲーム」(70.4%)、「電気・電子・機械・半導体」(61.1%)だった。

<職種別>平均初年度年収ランキング
<職種別>12月の応募条件比率

 求人掲載企業の本社所在エリア別に平均初年度年収を分析した。その結果「関東」が466.8万円で最も高く、次いで「関西」が442.7 万円、「九州・沖縄」が440.5万円となった。掲載求人の中で経験者求人の比率が最も多かったエリアは「北海道・東北」で47.0%。次いで「関東」が41.2%、「九州・沖縄」が40.0%となった。

<本社所在地エリア別>平均初年度年収ランキング
<本社所在地エリア別>12月の募集条件比率

 調査は、2020年12月1〜31日に「マイナビ転職」で掲載を開始した求人情報から、雇用形態が正社員以外のデータを除き集計。各求人に掲載している初年度年収の下限と上限の中間の値を平均値として「初年度年収」を算出した。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.