また、AOKIが20年11月に発売した「パジャマスーツ」は、米、英、中、シンガポール、イタリアなど世界20か国以上で報道され話題となっている。広報担当者によると、実店舗がないエリアからもECサイトを通じて注文が入っているという。
今春は接触冷感素材のジャージーセットアップを中心に、商材数を約2倍用意するという。また21年の秋冬では、お客の声をもとに改良を加えた「パジャマスーツ」の発売を予定する。
2月9日には、自社製品と比較して体への負担を約40%軽減したビジネスバックパックの発売を発表した。テレワークの増加でPCなどを持ち運ぶ機会が増えたことから、荷物が多い人や自転車移動をする人の需要を見込む。
同商品には特許を取得した「アンチグラビティシステム」を採用。バックパックが上下にスライドすることで体への負担を少なくし、疲れにくくなるという。価格は1万4080円で、同社が展開するORIHICA全店とオンラインショップで販売する。
コロナ禍でスーツの需要が減少する中、AOKIが仕掛ける「スーツ業界のグレートリセット」は新しい需要創出につながるだろうか。
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