リサーチ会社のマイボイスコム(東京都千代田区)は2月16日、「クレジットカードの利用」に関する調査結果を発表した。
クレジットカードの所有枚数を尋ねると、「3枚以上」(53.8%)が最も多く、「2枚」(17.8%)、「1枚」(16.1%)、「持っていない」(12.2%)と続いた。同様の調査は2006年から数年に1回のペースで行っているが、「3枚以上」と回答した人の割合は過去最高となった。
現在保有しているクレジットカード(複数回答可)を尋ねると、「楽天カード」(55.8%)が最も多く、「イオンカード」(32.7%)、「JCBカード」(27.2%)と続いた。18年に実施した調査と比べ、楽天カードは増加傾向だった。
クレジットカードをよく利用するシーン(複数回答可)を尋ねると、「ネット決済」(65.2%)が最も多く、「スーパー」(52.2%)、「飲食店」(32.4%)、「ドラッグストア」(29.6%)、「宿泊施設」(27.1%)と続いた。過去の調査と比べ、「スーパー」や「ドラッグストア」が増加する結果となった。
クレジットカードを選ぶ際に重視する点(複数回答可)を尋ねると、1位は「年会費が安い」(60.0%)で、2位は「ポイントサービスが充実している」(56.5%)だった。また、マイボイスコムによると、近年は「加盟店数が多い」と回答する人の割合が増加しているという。
今回の調査は1月1〜5日にインターネット上で実施。回答者数は1万46人だった。
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