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» 2021年02月22日 10時04分 公開

モスバーガーがなぜ「食パン」? 月2回の限定販売で狙う“おうち需要”とは特徴的なネーミング

「モスバーガー」を展開するモスフードサービスが、3月から「食パン」の予約販売を始める。月2回、約1000店舗の限定販売によって、「家でリッチな食を楽しむ」需要を取り込む。

[ITmedia]

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービスが、3月から「食パン」の予約販売を始めると発表した。商品名は「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」。月2回、約1000店舗の限定販売によって、「家でリッチな食を楽しむ」需要を取り込む。

モスフードサービスが販売する「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」(出典:ニュースリリース)

 食パンの価格は、1斤分(4枚切り)で税込600円。近年増えている食パン専門店のような、高級志向の商品だ。

 販売に至ったきっかけは、新型コロナウイルス感染拡大によるテークアウト需要の拡大。家でも楽しめる持ち帰り専用の物品販売を強化することで、新たな需要の発掘や拡大を狙うという。今回の商品は、週末に少しぜいたくな朝食を楽しむシーンを想定している。開発は取引先企業が担った。

 この食パンは、バターと卵をたっぷりと使っていることが特徴。また、生クリームだけでなく乳製品を加えることで、なめらかな食感にしている。さらに、きめの異なる小麦粉を使い、耳まで柔らかく仕上げた。このような特徴を生かすため、「パンの個性を最大限に発揮できるよう、4枚切りの厚みにこだわった」(同社)という。

なめらかで濃厚だという食パンの特徴(出典:ニュースリリース)

 「何も塗らなくても濃厚でなめらかな食感を楽しめる」という特徴を表しているのが、「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」の商品名だ。これほど長い名称にした理由は、パンの特徴をしっかりと伝えることに加えて、「とても覚えきれないほどの長さでインパクトを持たせ、逆に印象を強くする」(同)狙いもある。

 販売は、北海道、愛知県、岐阜県、三重県、沖縄県、離島を除くエリアの約1000店舗限定。販売エリアや店舗を限定する理由については、「生産拠点から期日までに確実に配送ができる範囲で、今回はこのようなエリアでの対応になった」(同)とのことだった。

 予約販売限定で、販売日は毎月第2、第4金曜日のみ。初回の3月12日販売分は、2月26日から各店舗で予約を受け付ける。予約受け付けは販売日前週の土曜日まで。販売機会をかなり絞っているが、その分「週末にはゆっくりとおいしいものを味わいたい」という消費者ニーズを満たすことを狙う。

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