JR東日本スタートアップは、ベンチャーへの出資や協業を推進している。駅や鉄道、グループ事業の経営資源を活用したビジネス・サービスの提案を募り、実現していく「JR東日本スタートアッププログラム」を実施している。2017年度から始めている取り組みで、これまでに81件の提案を採択している。
例えば、20年11月、群馬県の上越線土合駅に無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」を開業した。かつて利用された駅務室を喫茶店に改装するなどして、旅行者・登山者に楽しんでもらうだけでなく、地域交流を促進する狙いがあった。
また、2月には、東京・多摩地区において、鉄道沿線に点在する空き家をホテル客室に改修。沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」の実証実験を行っている。この宿泊プランは好調で、実証実験期間中の予約枠が完売した。そのため、宿泊プランの提供を4月20日まで延長することが決まった。
VRの物産展はこうした取り組みの一環として位置付けられる。コロナ禍における地方活性化の新しい在り方を提案できるだろうか。
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